
剣道ではよく”タメて打ちなさい!”といわれますが、”タメ”ってなんですか?



「気を溜める」という表現がありますが、相手を攻める時にひとつ我慢して気を溜めることで一瞬の間ができます。気を溜める場所は「丹田(たんでん)」です



タンデン?



「臍下(せいか)丹田」というへその数センチ下の部分がよく知られていますがここを下丹田といい、さらには上丹田(眉間:みけん)、中丹田(鳩尾:みぞおち)があります。



丹田って3か所あるんですね。そこに気を溜めるということですか?



丹田に気が溜まると集中力が増すと同時に体がぶれなくなります。余計な力が抜けて相手がよく見えるので良い機会に動きやすくなります。



剣道がレベルアップしそうですね!



そうですね。そして呼吸には”吸う”、”吐く”だけでなく、”止める”という3つ目の大事なポイントがあります。丹田を意識しながら細く長く吐く呼吸を”止める”ところに溜めができるんです。この一瞬の”溜め”が相手の迷いになると打突の好機となります



なんかわかってきた気がします!



ぜひやってみてください!呼吸の修行は継続する強い意志が必要です。日常生活から意識してやり続けることで誰でもできるようになります。



丹田の呼吸って鬼滅の刃で炭治郎たちがやっていた呼吸の修行みたいですね!私はいつも簡単に打って逆に相手から打たれていましたが、「丹田の呼吸」と「溜め」を修行してワンランク上の剣道を目指します!


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