手刀(てがたな)

稽古の前後の礼式の時は、正座をして手はひざの上で指先を伸ばし親指を内側に入れ、「手刀」を取ります。

これはもちろん正座がより美しく見えるということもありますが、武士の時代は「手刀」が自分の身を守る最終手段と考えられていました。

丸腰(刀を帯びていない)の状態で、相手がいきなり切りかかってきても、「手刀」で相手の頸動脈(けいどうみゃく:首筋の部分)を打つことで重大な損傷を与えることができるのです。

「手刀」は、どんな時でも気を抜いていないという意思表示であり、また、武士のさりげなく凛とした美しさのひとつでもありました。

日本人としての伝統を受け継ぐためにも、「手刀」は常日頃から意識していたいものです。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

雄心舘(少年剣道道場)のアバター 雄心舘(少年剣道道場) 長崎市で伝統的な習い事

長崎県長崎市の少年剣道「雄心舘」です。
雄心舘では剣道の技術だけでなく、学校教育では学べない日本の伝統文化を教えていきます。
剣道をすることで自国の文化を深く知り、それと並行して語学や計算を上達させていけば、諸外国の人達からも真の国際人として認められることでしょう。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次