雄心舘の稽古で伝えてきた「剣道講話」を、当時の言葉のまま掲載します。(初出:平成26年9月9日・旧サイト「ウェブ道場」)
攻めにおいては、こちらが圧倒的に優位であっても、相手に逃げ道がないほど徹底的に攻めすぎてはいけない。
攻めこまれて、どうしようもなくなった相手は、こちらの思わぬところに反撃してくるかもしれない。
これを『窮鼠 猫を噛む』(きゅうそ ねこをかむ)といい、「ネコに追い込まれたネズミが、死にもの狂いでネコに反撃する」という意味です。
このことを教訓とした剣道の極意に『三つ攻めたら一つ切れ』という訓えがあります。
三つ攻めても、相手の守りが固ければ無理に攻め込まず、相手に逃げ道となる隙を一つ与えれば、相手は打ち気になり、こちらの勝ちにつなげることができるということです。
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