先(せん)とは|剣道用語解説

雄心舘の稽古で伝えてきた「剣道講話」を、当時の言葉のまま掲載します。(初出:平成25年8月15日・旧サイト「ウェブ道場」)

「先」とは、相手の意思の動きをいちはやく察知し、機先を制して勝つ機会のこと。以下、3つの先がある。

①「先前(せんぜん)の先」

相手が動作を起こす前に、先に打ち込む機会のこと。相手より先に仕掛ける勇気が必要。

②「先の先」

相手と同時に打突する機会のこと。我慢できず先に出れば返され、相手を待っては遅れを取るような状態は、ぐっと我慢して先を掛け出頭を打つと最高の機会となる。

③「後(ご)の先」

相手に先に技を出させて、返したり、抜いたり、あるいは竹刀を制したりして打突する機会のこと。この機会は決して待ってはいけない。むしろ「先前の先」の気位でいることにより、相手がこちらの気に押され、無理に打ってくる機会こそが「後の先」の醍醐味となる。

「先」とは、日常生活においては、勉強であれば、予習をして授業や試験に備えておくこと。

ビジネスであれば、第1案、第2案・・・と事前に顧客の動向を予測し準備しておくことで、たとえ結果的に予測が外れたとしても、そのことに動じず、あらゆる状況の変化に即座に対応できるようになることでしょう。

稽古であれば、早めに道場に来て素振りをしたり打ち込み台を打つ、誰よりも先に面を着け一番に先生に掛かる。このようなことをこつこつと続けている人で強くならない人はいません。そのような人は、いずれどのような世界でも通用する大人物となることでしょう。

剣道の勝敗だけでなく、日常生活においても、常日頃から「先」を取っておくことは、その人のこれからの人生をも左右する重要な要素といえます。

見学はいつでも歓迎です

道着がなくても、竹刀を持っていなくても大丈夫。動きやすい服装でお越しください。
稽古:火・木 18:00〜20:00(大浦児童センター)/土 8:30〜10:00(長崎税関5階武道場・駐車場あり)

お電話でも受け付けています:095-822-1427

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雄心舘(少年剣道道場)のアバター 雄心舘(少年剣道道場) 長崎市で伝統的な習い事

長崎県長崎市の少年剣道「雄心舘」です。
雄心舘では剣道の技術だけでなく、学校教育では学べない日本の伝統文化を教えていきます。
剣道をすることで自国の文化を深く知り、それと並行して語学や計算を上達させていけば、諸外国の人達からも真の国際人として認められることでしょう。

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