雄心舘の稽古で伝えてきた「剣道講話」を、当時の言葉のまま掲載します。(初出:平成26年9月14日・旧サイト「ウェブ道場」)
「一所懸命稽古をしているつもりなのに、試合になると力が出せない。」
そんな人は、ふだんから道場での稽古を『試合』だと思って取り組むことです。
たとえば・・・・自分が今立っている道場の中はとても大きな大会会場だ。
・面を着けながら、相手と向かい合うまでは試合の直前だ。
・切り返しや基本稽古は、呼吸、相手への間合いの入り方、打突、残心等、試合と思って取り組むことができる。
・元立ちの時も試合の気持ちだ。
こういった気持ちで普段の稽古に取り組むことが出来ていれば、試合の時は普段の稽古のとおりにやるだけですから、自ずと力が発揮できるようになることでしょう。
そもそも『試合』というものは、自分の普段の稽古の成果を試すために行うものであり、結果だけを求めるものではないはずです。
結果にこだわりすぎると、自分を見失ってしまいます。
試合で失敗したところは、その経験を道場に持ち帰って、また稽古に活かせば良いのです。
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