剣道ブログ– category –
-
剣道ブログ
驚・懼・疑・惑
驚(おどろ)くなかれ 懼(おそ)れるなかれ 疑(うたが)うなかれ 惑(まど)うなかれ 驚懼疑惑(きょう・く・ぎ・わく)といい、相手と立ち合うなかで、この四つの状態に陥らないよう、己を戒めて稽古することが、勝利の極意です。 これは、あらゆる日常生活におい... -
剣道ブログ
湧泉(ゆうせん)
湧泉とは、足の裏にあるツボで、足底を内側に曲げると人の字のようになる交点のくぼみ(図の赤丸)部分をいいます。 整体では、湧泉を刺激すると、からだの疲労が抜け、生命エネルギーが『泉』のように『湧』いてくるといわれています。 剣道でも、左右の... -
剣道ブログ
縁を切らない稽古
ひとつの技を出すその過程には、 『声を発し、気合に変え、さらに気魄に変える、 その間は、呼気を長く、吸気を短く、また呼吸を止め、 相手の間合いに、攻め込み、攻め切り、攻め勝ってから、 技を出し、技を決め、打ち切って、最後に残心する。』という... -
剣道ブログ
間合い
“間合いを制する者は勝負を制する” 『触刃(しょくじん)の間』 お互いの剣先が触れ合う間合い。もうひとつ攻めないと十分に相手を打てないが、ここで正中線(せいちゅうせん:お互いの中心)を取り、また呼吸を乱してはいけない。 『一足一刀(いっそくい... -
剣道ブログ
手刀(てがたな)
稽古の前後の礼式の時は、正座をして手はひざの上で指先を伸ばし親指を内側に入れ、「手刀」を取ります。 これはもちろん正座がより美しく見えるということもありますが、武士の時代は「手刀」が自分の身を守る最終手段と考えられていました。 丸腰(刀を...